2025年10月7日(火) 天気:晴れ
開場 13:30 開演 14:00 終了 15:20
新宮市文化複合施設「丹鶴ホール」
新宮市下本町2番地の1
開催地域に関連する防災講話および防災落語
無料
『和歌山県民共済』では保障制度だけに留まらず、組合員を含む地域の皆さまとのつながりを大切にしており、よりよい社会実現の一助となるような様々な活動を積極的に行っています。
このセミナーを通じ、和歌山県民共済の事業と諸活動への共感が深まることを願い、今後も地域の方々とのつながりを大切にしたいと考えております。そして、和歌山県民共済に期待される社会的責任を果たすべく様々な取り組みを継続し、進めていきます。
落語であれば集中して聞くことができ、笑いの中に織り込まれた学びも聞く人の心に深く残りました。演目は全て「和歌山弁」と言われる日常的に使用する聞きなれた言葉遣いやイントネーションで展開されている為、来場者が惹きつけられる内容でした。
前半は防災士資格を取得した小学3年生の定吉君と、母親との軽快なやり取りを通じ「防災に関する心構え」を解説。後半では、東日本大震災「震災遺構」となった石巻市立門脇小学校での実話。津波火災の為、焼失した校舎から無事に発見された卒業証書と6年生たちの実話を語った。
被災地でのボランティア活動や仮設住宅で暮らす方々の現状を踏まえ、災害時への備えの重要性を伝えました。
【本名】小笠原浩一62歳
和歌山市出身。大学卒業後、地元企業で働きながら、50歳を前に桂枝曾丸先生の落語教室に通い始め、落語の手解きを受ける。海外公演や行政や警察などが主催する啓発イベントにも多数出演。本人は、防災士であり、ハンガーゼロ親善大使などをされています。
「今、トラフ大地震来たらどないしよ」
「私たちは、石巻市立門脇小学校の卒業証書です」
和歌山県共済では、「県民共済セミナー」として防災に関するセミナーを2019年6月・2020年1月に防災システム研究所所長山村武彦氏を講師にお招きし、実施しました。昨年2024年6月に約4年ぶりの「県民共済セミナー」をゴスペル亭パウロ氏による防災落語にて田辺市新庄町で実施し、「県民共済セミナー2025in広川」(2025年1月実施)では、「濱口梧陵物語」を講演いただきました。
今回、「県民共済セミナー2025in新宮」は、前回に引き続き2部構成(前半:講演、後半:防災落語)としました。前半では和歌山県防災企画課の方より、「地震・津波についての基礎講座」と題し、検証映像を交えて講演いただきました。後半ではゴスペル亭パウロ氏による「防災落語」を2演目演じていただいた。講義を聞いた後に落語を行うことで、災害に対する関心が深まり、防災をより身近に感じることができる内容になっています。
和歌山県民共済では今後も皆様に役に立つ様々な活動を継続的に行っていきます。